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伝統文化を学ぶ!名古屋友禅伝統工芸士のお仕事体験レポ

歴史ある名古屋友禅の染工場で友禅工芸士のお仕事体験

ウィーケン!のリアル体験に新企画「伝統文化を学ぶ!友禅工芸士のお仕事体験」が登場!舞台となるのは、今では名古屋に3件しかない昔ながらの友禅工場である赤塚染工場です。教えてくれたのは、名古屋友禅伝統工芸士であり、経済産業大臣賞を受賞するなど、数々の伝統工芸品賞を受賞している赤塚純一先生です。

愛知・名古屋を代表する日本の伝統工芸品の名古屋友禅の歴史を学びながら、 名古屋友禅の技法のひとつ「型友禅(かたゆうぜん)」を体験した様子をご紹介します!

参加者の声:大満足の体験満足度平均9.5!(10段階アンケート)

「型に色を入れていく作業が楽しかった」(小学3年生)

「友禅染めの体験に加えて、歴史も知れて良かった」(小学6年生)

「古い工場に入ってわくわくした。」(小学5年生)

「自ら配色を考え、集中して仕上げる様子を見て嬉しく思いました。日本の大切な文化により興味を深めたようです。」(小学4年生のお母さん)

「集中して作品を作れた。普段触れることのなかなか出来ない伝統工芸に触れることができた。」(小学2年生のお母さん)

愛知・名古屋を代表する日本の伝統工芸品の名古屋友禅(なごやゆうぜん)

友禅とは、布に模様を染める技法のひとつで、江戸時代からある日本の代表的な染色法です。着物として聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。そして、友禅といえば京都の京友禅や石川の加賀友禅などが有名ですが、この名古屋でも「名古屋友禅」として独自の技法が受け継がれてきたんです。

名古屋友禅の歴史やその特徴を赤塚さんから教えてもらったあと、実際に大きな型を使って着物の柄を染めるデモンストレーションを見て、参加した親子のみなさんも興味津々!

「型友禅(かたゆうぜん)」にチャレンジ!

デモンストレーションを見たあとは、いよいよ「型友禅(かたゆうぜん)」にチャレンジ!
ひとつの柄を染め上げるのに何枚もの型を変えて塗る、プロの職人さんと同じ作業を体験。型をしっかりと押さえてずれないように、少しずつ塗っていきます!

はじめは恐る恐る塗っていた子どもたちも、どんどん夢中になっていきます。すごい集中力で、難しそうな細かい箇所も丁寧に塗っていました!

この体験は、型のデザインが選べるだけでなく、自分の好きな色が塗れるところも魅力の一つ。
同じ柄でも色が違うとまったく違う雰囲気になるので、考えるのが大好きな子どもたち、自分好みの作品に仕上げるための色選びはとっても楽しそう!

赤塚先生から、少し高度なぼかしのテクニックを教えていただき、どんどんチャレンジする子どもたち。

最後は、余白に筆でサインをしてオリジナルテーブルセンターの完成! お疲れさまでした!

実際に赤塚先生が作業をされている歴史ある染工場での作業。
天井にもまわりの机にもはじめて見る道具がいっぱい。 どうやって使うの?何をするもの?そんな質問にも赤塚さんが答えてくれて、伝統工芸に興味を持つきっかけになったようです。

日本の、地元の伝統文化を体感する、子どもも大人もワクワクの90分となりました!

また次回をお楽しみに!

講師紹介:合資会社 赤塚染工場・名古屋友禅伝統工芸士(型友禅) 赤塚順一

京友禅に染め物の基礎を学び、赤塚染工場先代から名古屋友禅を修得。愛知県を代表する伝統工芸品である名古屋友禅の伝承者として、本物の名古屋友禅を次世代につなぐべく、意匠や新商品の開発、次世代の職人教育、名古屋友禅の啓蒙活動に精力的に活動。伝統工芸技術者として数々の賞を受賞。名古屋友禅協同組合連合会会長。
[HP : https://www.akatsukasenkojo.com/]

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