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教科書著者にきく子どもの算数力をあげるための親の心得│体験レポ

たけちゃん先生による保護者向けセミナーのエッセンスをご紹介

うちの子算数が苦手だけどこの先大丈夫かな。
今算数が好きだから、もっと得意を伸ばしてあげたい!
こんなお気持ちのお母さん、お父さんも多いのではないでしょうか?

ウィーケン!では、2月5日の夜に大人ウィーケン!として、「子どもの算数力(学力)を上げるための親の心得セミナー」をオンラインで開催し、60人を超える保護者の方にご参加いただきました。

教えてくれたのは、高校数学の有名参考書「Focus Gold」の代表著者であり、中学数学の教科書も執筆されている、たけちゃん先生こと名城大学教職センターの竹内英人教授。ウィーケン!オンラインスクールSTEAMコースや、リアル体験「算数ってこんなに楽しい!ワクワク親子算数教室」でもおなじみですね。

どんな内容だったか知りたい!という方に向け、セミナーのエッセンスをご紹介します!

子どもはなぜ、学ぶことが嫌いになるのか?

子どもは本来、学ぶことが大好きで、未知のものには最大限の興味を示すもの」(この点は以前の記事にも書かせてもらいました。)


では、本来学ぶことが大好きな子どもが、なぜ嫌いになるのでしょうか?

それは、子どもと関わる大人たちが、
・正解・不正解しか求めないから
・結果を急いで求めすぎるから
・他人と比べるから

と竹内先生は話します。「まだその問題やっているの?」「クラスで100点は何人いたの?」など、親が使ってしまいがちな言葉にドキッとします。「子どもは、学ぶこと自体が楽しくなくなるから、嫌いになるんです。」

親がすべきことは、チャンスを与え、背中を見せ、応援すること

では、子どもが伸びるために親は何をすべきなのでしょうか?

1つ目は、「学びのチャンスを提供することです。
何に興味があるかわからない子どもたちの世界を広げる役割です。これは、まさにウィーケン!が目指していることでもあります。色んな体験を通して、子どもたちは自分の「好き」や「得意」を見つけて伸ばしていきます。

「ただ、親はそれに対して恩着せがましくしてはいけない。親が与えたチャンスに子どもがハマらなくても無理やりおしつけてはいけない。」これは、親なら誰しもなんとなく覚えがあるシチュエーションではないでしょうか。(笑)

2つ目は、「親自身ががんばる姿、続ける姿を見せることです。
学ぶことが楽しい、学び続けることが成長につながる、その一番の説得力は、親自身の行動。ウィーケン!でも、親が楽しそうに学んでいる姿をみて、子どもたちが興味を持ち始める、という光景はよく見かけます。生涯学びという姿勢は、見せ続けたいものですね。

そして、3つ目は、教師ではなく、応援団でいること」です。
教えるのではなく、応援する。最後まで子どもの応援団でいる。親の一番の役割です。

親の究極の役割は、親が死んだあとでも子どもが一人でどんな困難にも負けずに前向きに楽しく生きていけるような、土台を作ってあげること

そのために、幼児・児童時代に、自分の力で学び続けられる子どもに育てることが大切なんです。

親も子どもも前向きに学び続けてほしいから

セミナー後半では、参加いただいたお母さん、お父さんからの質疑応答タイムでした。

・ケアレスミスをなくすためには?
・先取り教育についてどう思うか?
・集中力がない子はどう対応したらいいか?


など、たくさんの質問に、竹内先生が一つずつ答えて下さいました。

予定していた60分を大幅に超え、90分の開催になりましたが、参加者のほとんど全員が途中退出することなく、最後まで大盛況に終わりました。

参加者からは、

「もっとお話しをお伺いしたかったくらいです。」

「中身の濃いお話ばかりで充実した時間でした。前向きに声かけ頑張っていこうと思います。」

「小学校に入ってどのように勉強を進めればよいか悩んでおりましたが、できるできないにこだわりすぎないで、子どもの考える力、考える時間を奪わないように、子どもをよくみて声かけをしていきたいと思います。」


など、多くの感想をいただきました。
子どもも、私たち親も、前向きに生きていきたいですね!(文:ウィーケン!代表・校長 佐々木)

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講師紹介
名城大学 教職センター教授 竹内英人

数学教師育成のプロフェッショナル 大学では、「いかに生徒の数学の学力を向上させるか」をテーマとし、将来中高の数学教員を目指して入学してくる学生向けに教職教育を行う。また、若手教員の授業力向上のために、全国で教員研修の講師を担当している。また、啓林館の中学校・高校数学教科書の執筆をはじめ、著書多数。小・中・高校生への数学の出前講義も大人気で、全国で開催している。

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